お久しぶりです!haku blogライターのたーぼーです。前回の記事では常連さんである「まさやくん」をインタビューしましたが、今回は少し視点を変えて、実際にcafe hakuで働いている人を取材しました。

インタビューしたのはシェフの木平健太くん。彼はいつも厨房に立ち、オーダー、仕込み、接客など幅広く業務を担当しています。そんな彼は一体何者なのか、どんな人生を歩んできたのか、気になりませんか?

今回はhakuに出会う前までの彼の過去を迫ってみました。

健太くんのこと、教えてください!

ーー今日はよろしくお願いします!まず自己紹介からお願いします

木平健太と申します。出身はフィリピンのマニラ首都圏にあるケソンシティというところです。1995年7月生まれの29歳です。

今やってることとしてはオーナーがパートナーのカフェをメインで回しています。副業でweb制作や動画のプロモーションビデオの仕事もしています。年齢問わず「健太くん」とラフに呼んでいただけると嬉しいです。

ーーカフェだけではなく、色々されているんですね!

そうですね。ただ一貫しているのは「手を抜かない」ということです。hakuでもそうですが「常に作品を作る」という姿勢は崩していないのと、天狗にならないようにしています。

幼少期について

ーー幼少期はフィリピンで過ごしていたんですか?

いえ、この辺記憶が曖昧なのですが物心つく前から東京に来ています。多分1歳半くらいの時に、、だからタガログ語とかも特に喋れるわけじゃないですね。

ーー幼少期はどんな子どもだったんですか?

遊びを考えるのが得意な子どもでした。「このメンバーでこの人数いると、こんなことができるな」とか、無意識にやっていたかも。ドロケイとかドッジボールなどで楽しんで遊んでました。

なので気づけばリーダー的ポジションになり、ちょっと天狗になっていた時期もありましたね。それでいじめられたこともあったので「もっと身近な人を大事にしよう」と悔い改めたこともありました。

ーーとにかく遊ぶことが好きだったんですね。

遊んでばっかりだったから勉強は苦手だったんですけどね。受験では少し苦労した記憶があります(笑)。真面目で素直だったのでその辺は周りの人にも買われたんですが、空回りはしてました。だけど「一度決めたら決して投げ出さない」という芯はこの頃からありました。

テニスと出会ったきっかけ

ーー今はhaku以外にもたまにテニスもしたりしてますよね!テニスとの出会うきっかけってどんな感じだったんですか?

中学入りたての入学式のオリエンテーションの時に、ちょうど隣に居た子に「テニスやろう」と誘われ、ノリと勢いで軟式テニス部に入部しました。でも誘った彼は3ヶ月くらいで辞めちゃったんですけどね(笑)

ーーきっかけはふとしたことだったんですね!でも今もやってるし、結構長く続いてますよね

当時、何気なく見たテレビ番組でスポーツ選手の特集みたいなのをやっていて、その選手の方が「ここで投げ出したら他のところでも投げ出す。最後までやり切る。」と言っていたのを見て、とても響いたんです。その言葉を聞いて「自分も投げ出さずにやろう」となり、高校、大学、社会人になってもやり続けました。逆にテニス以外のスポーツはあまりやったことがありません。

大学時代、そして社会人になって

ーー高校卒業後はどういう道に進んだんですか?

帝京大学に入学しました。テニスは同好会に入って続けてたけど「THE 大学生」って感じの日々を過ごしていましたね。ビジネスの勉強をしてた時期もありましたし、異性にモテたいという気持ちもありました。行動の基準が基本「他人軸」だったんです。

社会人になり、1回バナー系の会社に就職もしましたが「とりあえず生きていこう」というマインドになってしまい、あまり手応えを感じなかったので1年弱で辞めました。

ーー1回就職してたのですね。湯河原に来たのはいつくらいですか?

会社員をやっているときにマッチングアプリで今のパートナーと付き合い、丁度そのタイミングで熱海周辺で別荘を探していたんです。そして2020年頃良い物件を見つけ移住しました。

パートナーはとても稼ぐ人なので生活には困らなかったのですが、依存したくなかったし、ただお家のことをやるだけでは物足りなかったので、その時から副業を探そうと色々模索していました。せどりやFX、動画編集。プログラミングなど幅広くトライしました。でも成果が出ず辛い時期でしたね。

ーー色々紆余曲折があって、Web制作にたどり着いたのですね。

パートナーのおかげで時間もあったし、失敗しても許される状況だったので、なんとか頑張れましたね。でももう20代は経験したくないかもしれません(笑)

ただどれを挑戦するにしてもテニスで培われた「真剣にやる」というスタンスは一貫していました。手を抜いたら辞めた後に後悔するかもしれませんから。

逆に真剣にやってたら、仮に成果が出なくても開き直れるんです。だからもう「あの時こうしてれば良かったな」とかはないです。私の人生についてはそんな感じですかね。

ーーとても聞き応えがありました!ありがとうございます!

編集後記

自分の気持ちに正直で、何事にも一生懸命に生きている健太くん。筆者はWEB制作とカフェシェフの2軸で、若くして独立して生きる彼をとてもかっこいいなと思っていると同時に、真剣に取り組み続けることの大事さを見習わなきゃなと取材を通じて思わされました。

今人生に悩んでいる人は、ここに来て彼に人生相談するのもありですよ。

次回「cafe hakuとの出会い編」

次回記事では「健太くんとcafe hakuの出会いについて、そこに至るまでにあった紆余曲折について」を綴っていきます。お楽しみに!

【cafe hakuについて】

営業時間

11:00〜16:00(ラストオーダー15:30)

定休日

火曜日、水曜日、木曜日

支払い方法

現金、QR決済(PayPay導入予定)

禁煙・喫煙

室内禁煙

設備

テーブル10席、テラス2席、ソファー4席、カウンター3席

アクセス

JR湯河原駅より箱根登山バスで15分

住所:〒259-0314 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上683−13

駐車場:2台+臨時駐車場

お店の種類

カフェ・喫茶店

ジャンル

洋食、軽食

メイン料理

カレー、パスタ、その他(オムライス、ピラフ、ケーキなど)

利用シーン

お一人様、家族・子連れ、ランチ、デート、接待

こだわり条件

落ち着いた空間

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